川越に移り住み、河越を名乗り、平安時代末期から鎌倉、室町時代にかけて活躍しました。
河越氏は、伊豆に流されていた源頼朝が挙兵すると、有力な家臣となりました。
比企尼(ひきのあま)は源頼朝の乳母(うば)でした。
河越重頼の妻は、比企尼の娘で、源頼朝の子・頼家の乳母でした。
母娘2代にわたって、源家の乳母でした。
後年、頼朝は、義経(1159-1189)と仲違いしました。
すると、河越重頼は、義経の縁者ということで、疑心暗鬼にかられた頼朝から、所領を没収され、命までも奪われました。
のちに河越重頼の遺族は、無実を知った頼朝から、没収された領地を返されました。
河越重頼の墓は、川越の養寿院にあります。
* * *
1368年、河越氏は、鎌倉で力を伸ばした上杉氏と対立し、河越で挙兵し、ほろぼされます。これを平一揆(へいいっき)の乱といいます。
Không có nhận xét nào:
Đăng nhận xét