ロビンソン・クルーソーとフライデー http://goo.gl/bTsLW |
日本の国際化 |
なっちゃっています。
日本には「国際」をつけた組織が多いです。
「国際」がいいことだと思わされているからです。
しかし、日本の国際化(globalization)とは、実はアメリカ化(Americanization)のことです
アメリカからのきびしい「年次改革要望書」 (実は米国の日本改造命令)により、日本は建築基準法の改正、法科大学院、郵政民営化などを実施させられています。
◇ ◇ ◇
数十年前の中学英語の教科書を見て、
おどろきました。
デフォーの『ロビンソン・クルーソー』がおさめられていました。
おどろきました。
デフォーの『ロビンソン・クルーソー』がおさめられていました。
(奴隷を買うために)アフリカに向かう途中で
クルーソーはカリ ブ海の無人島(実はトリニダード島)に難破しました。
クルーソーはカリ ブ海の無人島(実はトリニダード島)に難破しました。
あるときひとりの男を助けました。
その男を、
ロビンソンという男は、
当然のことながら、
すでに名前が
あるにもかかわらず、
無礼にも
勝手に
「フライデー」と名づけ、
英語と
聖書を
教えました。
他人の土地に来たのなら、
まずやることは、
学ぶこと、
ということに、
この男は
思いつきません。
ロビンソンという男は、
当然のことながら、
すでに名前が
あるにもかかわらず、
無礼にも
勝手に
「フライデー」と名づけ、
英語と
聖書を
教えました。
他人の土地に来たのなら、
まずやることは、
学ぶこと、
ということに、
この男は
思いつきません。
クルーソーは、
土地の人フライデーからは、
学びませんでした。
土地の人フライデーからは、
学びませんでした。
これが西欧流グローバライゼーションです。
日本の教師は、
これに
批判的に
対峙していたのでしょうか。
これに
批判的に
対峙していたのでしょうか。
◇ ◇ ◇
英語の教科書には、日本の偉人の伝記や日本文化などの紹介がありません。
国際語、外国語は、自分を、日本を世界に発信するための道具です。
日本の自然の美しさ、
本田宗一郎、
新渡戸稲造、
こころくばり、
平和な江戸時代、
を発信するために外国語はあります。
国際語、外国語は、自分を、日本を世界に発信するための道具です。
日本の自然の美しさ、
本田宗一郎、
新渡戸稲造、
こころくばり、
平和な江戸時代、
を発信するために外国語はあります。
日本は江戸以前の方が、
日本的なもの、
日本独自なものをつくり、
世界に貢献できる文化をつくりました。
日本的なもの、
日本独自なものをつくり、
世界に貢献できる文化をつくりました。
地方都市がミニ東京化することは、即ミニアメリカ化することで主体性の喪失につながります。
日本は「不易流行」の精神に立ち戻る必要があります。
「不易」は変えてはならない日本社会の土台です。
常に見なおして深掘りするものです。
常に見なおして深掘りするものです。
「流行」は時代と共に変化していく表層部です。
◇ ◇ ◇
アメリカの国際化 |
アメリカには「国際」は見あたりません。
インターナショナル(international) のついた一流の大学、組織はありません。
というのは
自分たちの組織はすでに国際(=アメリカ)なので、
国際化する必要はないと信じているからです。
自分たちの組織はすでに国際(=アメリカ)なので、
国際化する必要はないと信じているからです。
◇ ◇ ◇
日本のあるべき国際化
日本のように、唯々諾々と、アメリカ文化だけをとり入れようとすることではありません。
新興国が真似してしまい、世界をこわしてしまいます。
国際化とは、
アメリカのように自国の文化を押しつけることではありません。
アメリカの自国文化中心主義は、まちがいのもとです。
ベトナムを学んでいれば、おろかな、ベトナム戦争を起こすことはありませんでした。
ベトナムは紀元前から10世紀の間、中国から直接支配されました。
その後また10世紀、間接支配されます。
ベトナムにとって中国は、不倶戴天のテキです。
この2国を、一心同体とみなして、アメリカは戦争をしかけました。
世界の多様な文化を認め、学び、吸収すれば、
包容力もでき、
自国の文化も豊かになります。
日本は
もっと「日本」を
外へ輸出する必要があります。
もっと「日本」を
外へ輸出する必要があります。
アメリカは
もっと多様な世界を
学習する必要があります。
◇ ◇ ◇
【付記】 ブログの文章について
日本を発信するには、
語学力は関係ありません。
このブログの右パネルに
「TRANSLATE(翻訳)」
が
あります。
直ちに外国語に翻訳されます。
「文章は単文で短く」は
翻訳で
誤解を正確におこなう
ためでもあります。
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