Thứ Ba, 7 tháng 2, 2012

東照宮の眠り猫は平和のシンボル

眠り猫
裏には、のんびりと遊ぶスズメが
信長も秀吉も権力を掌握すると、平和な国家を築き上げる目的を失いました。

しかし幼児から戦乱の逆境に置かれていた徳川家康は、なによりも泰平の世の中を希求します。

元和(げんな、1615-1624、将軍は秀忠、家光)という年号は、長く続いた戦国時代が終わり、平和が始まったこと意味します。

徳川家康は、日本の平和の守り神になろうとしました。

東照宮の社殿には、5000を超える彫刻がほどこされています。

至るところに平和への願いが込められています。

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眠り猫

「眠り猫」は、戦国の弱肉強食の終わりを告げる象徴です。

猫は、奥宮の家康を守るため、
前足を踏ん張りいつでも迎撃できる体勢を保ちながら、
「日光」をあびながらおだやかに眠っています。

眠り猫の裏には、宙を舞っている2羽のスズメが描かれています。

猫とスズメが共存共栄し、スズメ(= 庶民)が安心して暮らせる平和な世の中が到来したことをあらわしています。

猫も眠ってしまう程の平和をあらわしています。

眠り猫は、「平和のシンボル」です。

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幕府は武器の開発をしませんでした。
軍縮が実現した時代でした。
外国との戦争もしませんでした。

天下泰平こそが、徳川家康、天海の希求したものでした。

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三猿は、人生の教訓をあらわしています。

「舜亭朝見(しゅんてい ちょうけん)の儀」は、政権交代の理想・禅譲をあらわしています。

「周公聴訴(しゅうこう ちょうそ)」は、人の訴えを傾聴することの大切さをあらわしています。

「司馬温公(しばおんこう)の瓶割(かめわり)」は、生命の大切さを教えています。

<*  これらは別ページで扱います。>

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東照宮は、かつては堂者引き(どうじゃびき、説明案内人)なしでは、拝観できませんでした。

徒然草の兼好法師は、「先達はあらまほしきことなり」と言いました。

説明を聞きながら彫刻や絵画を鑑賞すると、日本史、江戸時代への関心がさらに深まります。

東照宮境内案内図

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